昭和歌謡シアター・終着駅レポ@さとすぃ

レポって言っても演劇観ただけで何したわけじゃないですけどね、まぁ感想なんぞを。
いちようまだ公演残ってるし、これから観るって方はご注意ください。思いっきりネタバレしてます。
14時半開場・15時開演ってことで、会場のある新宿に着いたのが14時くらい。
そこから会場に向かうのですが…はい、迷いましたorz
それもそのはず、だって想像以上に小さいしわかりづらかったんだもん(何逆切れ
で、これが会場前写真↓

ね、わかんないでしょ?(何
ここの地下に、小さなライブハウス程度のスペースがあって、収容人数は180人くらいかな。
席はC列5番。最初この席番見て、3列目ってことかなって判断してたのですが…。
実際にはステージ*1前に縦6列・横15列くらい椅子が並べてあって、後ろに階段状に縦8列・横14列くらい座席があるって感じのつくり。
例えるならアリーナクラスの会場のセンター席とアリーナクラスみたいな、まぁ規模が段違いですがw
んでそのセンター区分は列の表記が数字で、アリーナクラスがアルファベットだったので、実質9列目くらいでした。
んが、ここが逆にちょうど良いのです。正直センター席の真ん中以降よりははるかに見やすいし、演者の顔とほぼ同じ高さにくる。
まぁ映画館で一番見やすい席みたいな感覚ですw(何
しかも始まって気づくのですが、私にとっては超良席でしたw
と、開始まで他のお客さんを見ていると、まぁいつも良く見るメロンヲタは置いといて(ぉ)、少々お年を召されたオヂサマとオヴァサマが結構目に付く。ホント、ヲタと3分割できるくらいの割合でいる。
どうやら石原詢子ヲタ=オヂサマ、高山厳ヲタ=オヴァサマらしいwwステキwww
そして私の隣はかなりの石原さんヲタw*2
後に素敵な一面を魅せてくれます(何フリw
そんなこんなで始まり〜(前フリ長w

ストーリー

説明しづらいけど頑張って書きますw


25年前、ショーパブ「終着駅」の花形スターだった山根啓子(石原詢子)から、ある日、共にステージに立っていた仲間たちに一通の手紙が届く。
「同窓会を開きたいと思います。」
そして同窓会当日、今もなおスナック「終着駅」として店を続けている店長・北島幸次(坂本あきら)の元に一人の女性が現れる。
その姿は紛れも無く、元花形スター山根啓子だった。しかし彼女は実は啓子の娘・かおり(石原詢子)であり、手紙を出したのも自分だと言う。そして啓子は一ヶ月前に亡くなったと。
生前母が青春時代を共に過ごしたみなさんと、この思い出の場所「終着駅」で会ってみたかったから、この同窓会を企画したというかおり。
そして、自分の父のことについても聞きたいと。
実は彼女に父親はおらず、女手一つで育てられたのだった。
そんなこんなで始まった同窓会。
次々と来店する昔の仲間たち。
25年の歳月は長く、皆それぞれに昔とは変わってしまっていた。
司会だった花田大介(市川勇)は借金まみれのホームレス、名物マジシャンだったMr.イリュージョン(たかはし等)は刑事、売れないピン芸人だった堀枝伸司(大森ヒロシ)はIT企業の金持ち社長、山根啓子と同じく歌い手だったみどり(柴田あゆみ)は医者と結婚し2児の母に。
しかし、互いに思い出話などを語りつつ再会を喜ぶ仲間たち。
と、そんな中、やはり話題は花形スター・山根啓子のことに。
皆口々に、歌の実力もあり、とても良いコだったと言う中、ひとり浮かない顔のみどり。
実は、自分勝手な嫉妬心から啓子の歌手としてのプロデビューの話を壊してしまった、と話すみどり。
今日こうして同窓会に来たのも、本当は啓子に謝りに来たからだと、娘のかおりに頭を下げる。
母はそんなこと何も気にしていなかったと言うかおりに、実は…と次々に仲間たちが謝りだす。皆啓子に対して謝りたい事があって、この同窓会に来たのだった。
と、堀枝が謝罪しようとした時、イリュージョンが言葉を制する。有価証券偽造の容疑でお前を逮捕すると。
実は今回ここに来たもう一つの理由が、堀枝を逮捕するためだったと言うイリュージョン。
堀枝は、「終着駅」が閉店した後、旨い話に乗せられて詐欺にあい、その時啓子に借りた50万円を返すために自分一人で誰を信じることも無くやってきた、その為には人を騙す事も厭わなかったと弁明する。
しかし、大人しく罪を認める。
と、ここで店長の北島が、啓子に一番酷い事をしたのは私だ、と語り始める。
実は山根啓子は、当時ショーパブの雑用係として働いていた大泉純二郎(高賀紘之信)と恋仲であったという。
しかし、政治家を目指す大泉に、某大物政治家の娘との縁談が持ち上がってしまう。
大泉を弟のように可愛がっていた北島は、啓子に大泉のことを諦めてくれ、それがお互いの為になるんだと懇願し、二人の仲を引き裂いてしまったと、かおりに謝る。
そう、かおりは啓子と大泉の子供だったのだ。
そこに、スーツ姿に身を包んだ一人の男がSP二人を連れて現れる。現総理大臣であり、元「終着駅」雑用係の大泉純二郎である。
啓子が自分の元を去った本当の理由を知った大泉は、啓子を捨ててまで政治家になんかなりたくなかったと、北島を攻める。ただひたすら謝る北島。
そこにパトカーが現れ、警官(高山厳)が掘枝の逮捕状を持ってくる。
しかしそれを制し、自分が連れて行くと言い警官を下げさせるイリュージョン。
警官が下がると、堀枝に近づき同行を促すイリュージョン。
素直に従う堀枝は、最後にいつもオープニングアクトとしてみんなで踊っていたダンスパフォーマンスをやりたいと言い出す。快諾する一同。
そして25年前のようにダンスパフォーマンスが始まる。


ダンス終了後、イリュージョンに連れられて店を後にする堀枝。
続いて大泉も職務に戻り、花田も借金返済の為に頑張ると出て行く。
みどりも、自分のやりたいことをもう一度探してみると店を後にする。
みんな帰ってしまい、最後残ったかおりに北島は、歌ってもらえますか?とマイクを差し出し、下がっていく。
かおりが生前の母・啓子の18番「終着駅」を歌い、終演。


…ん〜、私に文才が無いにしても、やっぱシナリオはあんましだなぁ。
展開が急というかなんというか、内容もいたって普通。
まぁそれはそれで楽しめたからいいんですけどね。

細かい感想とか

さてでは各場面での感想を。(主に柴田さん)
まず基本的にこの演劇の構成として、現在→過去(思い出話内の回想シーン)→現在といった流れになっています。
最初の回想シーンでは、柴田さん山本リンダになってますww
歌うは「狙いうち」w
川σ_σ||<うらら〜うらら〜♪
山本リンダさんが実際にこの歌を歌ってるときと同じ格好をしているんですが、見たことある人はわかると思いますが、お腹モロだしですw
この前見たハロプロアワーで二の腕が大変なことになっていたし、かなーり不安だったのですが…大丈夫でしたw(何
まぁ全体的に本人よりも随分と可愛らしい「狙いうち」でしたwいや良かったですよw
次の回想シーンでは、ゆきどんと組んで「恋のフーガ」を歌うわけなんですが、この時完全に柴田さんゼロズレなんですよね(/▽\)
しかも顔の高さ同じだから、単に正面見てるだけで目が合うとか(/▽\)シ
えぇ誤爆は重々承知ですwwでもイイものはイイwww
そして現在の柴田さん。ストーリーでもちょこっと書いてますが、玉の輿に乗ったセレブな教育ママで登場ですw
教育ママらしく眼鏡かけてますが、どちらかというとガリ勉学生ww母親には残念ながら見えないwww
んでも、ここで初めてちゃんと台詞を喋るのですが、また上手くなったんじゃないのかなと感心。
オンステージ、ミュージカルときて、着実に演技が良くなっています。ホント贔屓目抜きに。
この後もう一回回想シーンになるのですが、今度は楽屋裏のシーンで、雑用係の大泉に、
川σ_σ||<ふ〜ん
川σ_σ||<ど〜ぞ〜
って適当に返事している所とか、アホ全開でかなり好き(/▽\)

ラストのダンスパフォーマンスは、いちよう歌って踊るグループですからね、さすがに共演者の中でも一番キレイでした。
またニコニコしながら踊るんだわ、これが(何w

全体通して、他の人が話していたりするときもちゃんと表情とか演技出来ていて、本当に練習してきてるんだなと、実感。
お話自体は単調だけど、柴田さんはじめ各出演者の演技力で十分楽しめたかなと思います。
ちなみに歌パート以外は完全ノーマイク。全部生声での演技だったんで、そういった点でも新鮮で良かったです。

あ、そうだ。一個だけ、柴田さんそれはどうかな〜って思ちゃったことがありまして…



胸パット入れすぎじゃね?

川#σ_σ||<オウ、チョットウラコイヤ

その他面白かったこと

演劇終了後、事件は起こったのです(何
まさか本編終了にこんなサプライズがあるとは(だから何

本編終了後、第2部というかたちで歌謡ショーってのがありまして。
3人の方がそれぞれ歌うのですが、その面子が高山厳さん・石原詢子さん…ゆきどん
キタコレww
しかも歌ったのが「西新宿で逢った人」w
ちなみにこの会場があるのが西新宿ww
西新宿で「西新宿で逢った人」を歌う、とかwww
もちろん歌はとっても上手かったですよ、流石だなって。…でもごめんなさい、笑い堪えるのに精一杯でした。
そして次に歌うのが厳さん。
何か最前に4人ほど厳さんヲタのオヴァサマがいらっしゃって、歌い終わった後おもむろに直接ステージ上の厳さんにプレゼント渡しているしww
何か秋葉原でイベント見ているときの光景がフラッシュバックしたよwww
さてオオトリは石原詢子さん。
中央から白いドレスで登場…と同時に隣のオヂサマ
「じゅぅ〜んちゃぁ〜ん!」
「かぁ〜わいぃぃ〜!」
とかキタコレwwステキスギwww
新曲PR用の団扇パタパタしながら微妙にアピってる、頑張れ!w
石原さんが演劇の感想などを少し話して、歌が始まる…と、いつのまにか団扇二刀流wwwww
そしてサビ辺りで何かブツクサ言ってるなと思ったら、歌ってる!
ワーッサwまさに熱唱系ww
もうずっと隣で爆笑してました。ごめんよオヂサマw
でも大好きよ、そーゆうの。ホント御陰様で最後の最後まで楽しめました。ありがとうございました。



結論:ヲタに年齢は関係ない。



あ、そだ。そういや今日の公演に斉藤さんとめぐさん来てたよ。

*1:といっても客席との段差はほとんど無し。

*2:見た目は50代後半の普通のオジ様